「ドリブルを強く!」って言われたことない?
バスケットボールをしていたらコーチに言われたことがある人は多いだろう。
強くドリブルを突くことはバスケをする上でとても大切なことだ。
ただそれだけではないのがバスケのドリブルだ。
今日は初心者やドリブルが苦手、もっと上手くなりたいという人に練習方法を紹介しよう。
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ドリブルを強く突く理由は?
なぜドリブルを強くを強く突いた方が良いのか?
それにはいくつかの理由があるので理解しておいた方が良いだろう。
スティールされにくい
ドリブルは手から離れて地面で跳ね返って手に戻ってくる。この繰り返しだ。
ディフェンスがオフェンスからボールを奪うチャンスとしてボールが手から離れている間を狙うのが最も多いのだろう。
手から離れている間はオフェンスもボールをコントロール出来ないからだ。
強く突くということは「ボールが手から離れている時間を短くする」ということ。
ボールをコントロール出来る時間を長くすることでディフェンスにスティールされにくくなる。
次のコントロールがしやすくなる
弱いドリブルでは次の動作が遅くなってしまう。
ボールが手のひらギリギリまでしか跳ね返ってこないと次強く突くまでに時間がかかったり、クロスオーバーなどのドリブルチェンジがとても難しくなる。
あとで紹介するのだが、ドリブルが弱いとボールを引っ張る(吸い付く)ことが難しくコントロールする時間が短くなり、方向を変えるのにも苦労する。
ハンドリング力が向上する
強くドリブルを突くということは手のひらにボールが跳ね返ってくるのも強い。
そのボールをコントロールするためには一定のハンドリング力が必要になる。
ボールの勢いを上手く吸収するための手や体の使い方も覚えるし、強く突くための筋力もついてくるだろう。
上手い人と初心者のドリブルの違いはこちらから(動画)
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押すドリブル、引くドリブル
JBA(日本バスケットボール協会)からも押すドリブルと引くドリブルの習得を推奨されている。
現在千葉ジェッツにスキルディベロップメントコーチとして在籍している大村コーチがJBAのU12、U15(小中学生)に指導する際に「プッシュとプル」を強調して教えていた。
ただ真下に強く突く練習だけではなく、前から後ろへ「引く」ドリブルと後ろから前へ「押す」ドリブルが重要だ。
腰を捻るのではなく肩甲骨を動かすことを意識して練習すると良いだろう。
慣れてきたらボールを引く動作に合わせて体も引いてみるなど動きながらの練習で動く幅を広げていこう。
大村コーチの「プッシュとプル」の指導は千葉ジェッツ公式チャンネルから見られる。
低いドリブル、指先を使ったドリブル
低いドリブルはより速く次の動作を行うことが出来るため身につけると良い。
低く強いドリブル、低く速いドリブルを身につけるためには指先でボールを扱う感覚が必要になってくるため同時に磨くことができる。
指先の感覚が磨かれていけばシュートにも繋がっていく。
腰(重心)を落としてパワースタンスを取って行うようにしよう。
低いドリブルはKYONOSUKEさんの動画がオススメだ。
ドリブル練習まとめ
ドリブルを上手くなりたい人へ向けての練習方法の紹介をした。
次回は緩急の付け方やドリブルチェンジについて紹介をしたいと思う。
パワーポジションを取って練習に取り組むと良い!
慣れない間はボールを見てドリブルをしても良いが、慣れてきたら目線を上げてボールを見ないように練習のレベルを上げていこう。
ドリブル上達に失敗は付き物。
失敗をすることで今の自分の実力を知ることが出来るし、失敗が減っていくのも上達している判断ができる1つの材料になる。
なので失敗を恐れず練習に取り組んでみよう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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