テレビ朝日で木曜日23時15分から放送している「アメトーーク!」では〇〇芸人というシリーズが非常に好評となっている。
3月12日の放送では「トリオの2番手3番手芸人」について取り上げられている。
そこでトリオの1番手と2番手3番手の違い、特徴について考えてみたいと思う。
アメトーークに出演する芸人
- ロバート
- ジャングルポケット
- ハナコ
- 四千頭身
の4組が出演する。中堅になってきたロバートとジャンポケに加え、人気絶頂中のハナコと四千頭身の4組が選ばれていてトリオの内2番手3番手の芸人計8人が出演する。
ロバート
ロバートは秋山竜二さん、山本博さん、馬場裕之さんで吉本興業所属のお笑いトリオ。
秋山さんと馬場さんは幼稚園からの付き合いで山本さんとはNSCでの出会いがきっかけでロバートを結成している。
秋山さんが大ボケで梅宮辰夫さんの顔をパネル化した顔芸や実在しそうなプロデューサーや演歌歌手などに成り切って演じるキャラがとても人気だ。
そしてかなりキャラが濃すぎる(笑)
馬場さんが小ボケで緩いキャラで濃い秋山さんと上手くバランスを取り、山本さんが2人のボケにツッコミを入れるというスタイルだ。
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ジャングルポケット
ジャンポケことジャングルポケットは斉藤慎二さん、太田博久さん、おたけさんの3人で吉本興業所属のトリオ。
斉藤さんはボケ時折ツッコミ担当でロバートの秋山さん同様キャラがとても強く、顔も濃いのでインパクト大だ。
太田さんはモデルの近藤千尋さんと結婚しており、ジャンポケでは小ボケ担当。
おたけさんはポンコツキャラ担当で他の2人の脇役的なタイプだが、彼を外してコンビニしようとしたら仕事が舞い込み、外せない人だと2人は述べている。
ハナコ
ハナコは岡部大さん、菊田竜大(たつひろ)さん、秋山寛貴さんの3人でワタナベエンターテインメント所属するトリオ。
キングオブコント2018チャンピオンで「お笑い第七世代」を代表する芸人。
岡部さんは大ボケ場合によってツッコミを担当。有吉ゼミの大食い企画では時間内に料理を食べきるなどお笑い以外でも才能を発揮している。
早稲田大学出身と高学歴でありながら体を張ったキャラだ。
菊田さんは中ボケ担当。ナイツの土屋さんにかなり似ているパッと見では見間違えるほどだ。くりぃむしちゅーの有田さんに気に入られている。
秋山さんはツッコミ場合によっては大ボケと岡部さんと役割が入れ替わる。剣道2段。
四千頭身
四千頭身は後藤拓実さん、都築拓紀さん、石橋遼大さんの3人でワタナベエンターテインメント所属のトリオ。ハナコと同じくだ「お笑い第七世代」でボソボソ系漫才が人気を博している。
後藤さんはツッコミ担当で激しくツッコミを入れるよりボソッと冷静に的確なツッコミを入れる。ハーフっぽい顔立ちをしているが岩手県生まれ埼玉県育ちの生粋の日本人。
都築さんはボケ担当でネタの最初にゴリラのようなドラミングを入れている。
石橋さんはボケでもツッコミでもなく石橋担当というポジション。ネタが始まってからしばらく喋らないことも多々ある。顔に似合わず女性と話すのが苦手だ。
以上の4組がアメトーーク!に出演する。
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1番手になれる特徴は?
2番手3番手のいわゆる「じゃない方芸人」は1番手になり得るのか。
1番手の「〇〇の方芸人」の特徴を考えてみたい。
まずは圧倒的なキャラクター性である。
自己主張を強く出来て1人でも目立てる一発芸などのネタを持っていること。
声と体を張ることが出来る人が多いだろう。
他にも特徴的な見た目であること。
ハーフだったり外国人風の見た目をしている。
背が高い、低いとか太っている、ガリガリも。
キャラクターや見た目に特徴がある人がそのトリオ(コンビ)では1番手になることが多いだろう。
アメトーークの「2番手3番手芸人」に出演しているトリオで考えてみよう
ロバート
ロバートの中では圧倒的に秋山さんのキャラが立っている。声も張れるし上半身裸になって梅宮辰夫さんなど個人でもネタを出来る。
主張の強い顔にわがままボディであり、目立つ見た目な上にトークも3人の中で1番上手い。
他の2人で言うと馬場さんは料理が得意で特化したジャンルの中では強いだろうが、漫才やバラエティ番組へのインパクトとしては少し弱いだろう。
山本さんはどこにでもいる感じが否めない(笑)ツッコミはタイミング良く入ってくるので2人を活かしていると思う。
ジャングルポケット
斉藤さんは「うざ〜い!」や「は〜い!」などとコントやバラエティでも使えるネタを持っているし、何よりも声を張り目立つことが出来る。
見た目もギョロっとした目でインパクトもありロバート秋山さんと同じでわがままボディだ。2人には似た部分が多い。
太田さんは柔道の有段者であるという特徴もあり、体育系バラエティには重要があるし、ツッコミもボケも出来るがどうしても斉藤さんの影に隠れてしまう。
また奥さんの近藤千尋さんの旦那とも言われることもあったように「じゃない方」という感じが強くなってしまっている。
おたけさんは独特のポンコツキャラではあるが、他の2人がいるからポンコツでいられるといった感じ。トークも少しズレてしまうので1番手にはなり得ないか。
3人のバランスが不思議と取れているので、それはそれで面白い。
ハナコ
岡部さんは声を張れるし、わがままボディであること。
ゴールデンタイムでの「有吉ゼミ」の大食い企画での意外な才能を発揮するなどの実績も出している。
ネタの主役でもあるし、目立っている存在だ。
見た目はあばれる君と被る部分があるかもしれないが、ハッキリと区別がつくしベビーフェイスなところがあるのも嫌な印象を与えていないのではないだろうか。
菊田さんはどこにでもいそうな見た目(ナイツの土屋さん似)であまりインパクトがない。ただチョコレートプラネットの逆鱗に触れるような言動やダウンタウンの2人にも一言物申すことがあったそうだ。東野幸治さんからは3年後にブレイクしてそうと言われているため、自分のキャラを上手く出せれば1番手になる可能性もあるかも?
秋山さんは163cmと低身長のため老人役がたびたびあるなど、ネタ作りの内容にもよるがコントの主役にもなれていない。
食通だそう。アンジャッシュの渡部さんやV6の長野さんやライバルが多いので目立つのは難しいと思う。
四千頭身
後藤さんは他の3人の「〇〇な方芸人」とは違い、声を張ることはあまりない。
ボソボソと的確にツッコミを入れるのが上手くハーフに見える特徴的な見た目もある。
淡々と漫才をこなしている姿が不思議と魅力を感じる部分かもしれない。
都築さんは喋るのが好きでボケもリアクションも悪くはないと思うが、後藤さんのインパクトには足りないかなと。
石橋さんに関してはイケメン枠としているので良いと思う(笑)
3番手として影から2人を支えている感じが面白い。
2番手3番手芸人は1番手になり得るのか?
1番手になる芸人の特徴を挙げてみた。
キャラクターと見た目にインパクトがある人だ。
ロバート秋山さん、ジャングルポケット斉藤さん、ハナコ岡部さんの3人は完全なるわがままボディという共通点がある。太っている人の方がインパクトもあり、かつ体を張れる人が多いということになるのではないだろうか。
秋山さんと斉藤さんに関してはうざいくらいの顔や表情のインパクトがあり、アイデンティティの主張が強いので目立って当然のこと。
四千頭身後藤さんはボソボソと喋るのがウケて3人の漫才が成立していると思うので人気が出ているのだろう。また家族をテレビで紹介されるなどして3人の中では抜けている。
ロバート、ジャングルポケット、四千頭身は1番手が入れ替わることは難しいだろう。
ハナコは菊田さん次第で1番手が入れ替わる可能性があるのではないかと思う。
ただナイツの土屋じゃない方といじられそうではある(笑)
皆さんの意見はどうだろうか?
1番手のみスポットライトが当たって2番手3番手の2人には不満があるだろう。
そういった部分をアメトーーク!の放送で見ることが出来ると思う。
3月12日23時15分から放送となっている。
3月13日追記
「エース」である1番手はほぼ全員が自分が1番手だと自覚している。
ただ四千頭身の後藤さんは石橋さんがエースでもおかしくないのではないかと持論を述べた。石橋さんには「バシガール」と呼ばれる女性ファンも多くいる。
体育会系特有のプライドがなくなっていじられることが増えればどんどん伸びていきそうだ。
ハナコはそれぞれの柔らかい人柄からこれからどんどんファンが増えていき、向上心も強いので良いネタが増えて人気も出てくるという感じがした。
仲間と協力して仕事をしていくのもいいなと思った瞬間だ(笑)
2番手3番手の芸人は不満を言うより実力をつけることが必要になってくる。
2番手3番手同士で切磋琢磨をするのは良いが足の引っ張り合いだけはせずにエースを脅かせる立場になるともっと面白いのかもしれない。
最後までご覧いただきありがとうございました!