NBAのスーパースターであるコービーブライアント。
1月26日にヘリの墜落事故にて41歳という若さでこの世を去る事になり世界中が悲しみに暮れた。
今年のNBAオールスターでは特別ルールが採用されるなどコービーブライアントを追悼するオールスターとなった。
記録にも人々の記憶にも残る現代のスーパースターだったコービーブライアントの凄さはバスケットボールの「神様」であるマイケルジョーダンと比較されるほどだ。
これから旦那として、父として、指導者として、子供達への支援者として様々な活躍をしていくはずだったコービーブライアントの現役時代のプレーの凄さはなんだろうか?
コービーブライアントのプロフィール
出典:@kobebryant
名前 | コービー・ブライアント(Kobe Bean Bryant) |
愛称 | ブラックマンバ(Black Mamba) |
生年月日 | 1978年8月23日-2020年1月26日 41歳没 |
出身地 | ペンシルベニア州フィラデルフィア |
身長/体重 | 198cm/96kg |
所属チーム | ロサンゼルスレイカーズ |
ポジション | SG(シューティングガード) |
代表歴 | アメリカ合衆国 2007-2012 |
父はフィラデルフィアセブンティシクサーズに所属するNBA選手のジョーブライアント。
コービーの名前の由来が父のジョーが神戸牛が好きだったことから「Kobe」になったというのは有名な話だ。
アレンアイバーソンやステフォンマーブリー、レイアレンなどと同期の1996年ドラフト組だ。
順位は1巡目13位でホーネッツに指名されたがレイカーズに入団したいという本人の意向もありトレードが成立した。
13位という順位はかなり意外だよね。
1996年ドラフト組は史上最高クラスの豊作な年でコービーの評価がそこまで高くなかったのだそう。
昨年のドラフトで八村塁選手がワシントンウィザーズに指名された順位が9位だ。
しかもザイオンウィリアムソンやジャモラントといった選手がいて悪くはなかった年での9位だから八村選手の今後にも期待したいところだ。(ただコービーは高卒、八村選手は大学3年生時)
ルーキーイヤーには18歳158日と当時最年少でのNBAの試合へ出場を果たしている。
平均7点台と思った活躍が出来ず、ルーキーで大活躍していたアイバーソンにかなりの嫉妬心があったそう。
コービーは2年目に所属チーム(レイカーズ)でベンチから出場するいわゆるベンチスタートの選手で史上初のオールスター選出、しかもスターターでの出場という珍記録を持っている。
これはこれから先にも出てこない記録ではないだろうか。
スポンサーリンク
コービーブライアントのスーパープレー
コービーは生粋のレイカーとして20年間レイカーズとしてプレーしスリーピート(3連覇)を含む5回のNBAチャンピオンを経験している。
マイケルジョーダンはブルズでスリーピートを2回と計6回のチャンピオンになっているためリングの数では1つ少ない。
コービーはジョーダンに並び、追い越すことを目標としていただろう。
シーズンMVP1回、ファイナルMVP2回、オールスター選出18回など数々の記録を持っているコービーだが、1番驚くのは1試合の得点歴代2位である81得点を挙げたことだ。
歴代1位のウェルトチェンバレンは100得点を挙げているがセンターというポジションから確率の高いシュートがゴール下で打てていたが、コービーはそうではない。
アウトサイドシュートやフリースローを確実に決めての81得点は恐ろしく高い数字だ。
それにしてもチームの得点の7割近くも得点を取っているのはヤバすぎる(笑)
引退試合でも60得点を挙げていて本当に引退するのかとも思った。
あの試合を見て来年もプレーして欲しいと思った人は多くいるだろう。
キャリア平均25.0得点 5.2リバウンド 4.7アシストと20年のキャリアがある中で凄すぎる。
コービーブライアントのプレーはマイケルジョーダンのコピー
コービーブライアントは才能に甘んじる選手ではなく「練習の鬼」だった。
有名なエピソードとしてはコービーは朝4時から練習をしている。
ただ4時に体育館に来て練習を始めるのではなく4時から本格的なトレーニングをするということ。
4時までにはアップメニューをこなし汗だくになっていたようだ。
起きて朝食(?)を取って準備をして移動してアップを開始するということは起床は2時半ごろになるのではないだろうか?
新聞配達員みたいな生活だ。
スポンサーリンク
NBAチャンピオンになるという目標だけではなくアイバーソンへの嫉妬心や憧れであるマイケルジョーダンに追いつくという個人的な目標があったのではないだろうか。
「神様」マイケルジョーダンのフェイダウェイやダブルクラッチを真似した選手は世界中で数多くいるだろう。
同じSGのポジションとしてコービーはジョーダンのプレーを完全にコピーした選手だ。
フェイクの形やターンの仕方、ジャンプシュート時の足の形までそっくりだ。
ライバルやお手本の選手がいて練習を繰り返し行うからこそ世界最高レベルの選手まで辿り着けたのだろう。
コービーは「努力の大切さ」を教えてくれる良いお手本だ。
コービーブライアントのスーパープレイまとめ
NBAの歴史に刻まれ続けるコービーが打ち立てた記録の数々。
これらはアレンアイバーソンという同期でライバルや目標とするマイケルジョーダンという存在があって「練習の鬼」となった結果だ。
ジョーダンのプレーを完全にコピーして得点を量産する。
それを世界最高峰のNBAでやってのけるのだから世界最高の選手の1人だ。
悲しいことに今年1月にヘリの墜落事故があり41歳という若さでこの世を去ってしまった。
家族との時間や指導者として起業家として大いに活躍していくはずだったが早すぎる死を迎えてしまった。
今後コービーの意志を引き継いでいく選手が現れることに期待したい。
ご冥福をお祈り致します。
最後までご覧いただきありがとうございました!
良かったら他の記事も見ていってね!