漫画家でイラストレーターの「きくちゆうき」さんが描いた4コマ漫画の【100日後に死ぬワニ」の最終話が気になると日に日に話題となった。
【100日後に死ぬワニ】は1日に1話更新されていき、100日後の100話目で主人公のワニが死んでしまうのだが、それまでに様々な物語が描かれている。
最終話に向かうにつれてどのような終わり方をするのか予想、考察が行われていた。
また【100日後に死ぬワニ】は企業やアーティストとのコラボの仕方が批判されているので世間の意見をまとめてみたい。
100日後に死ぬワニの最終話
「100日後に死ぬワニ」
100日目 pic.twitter.com/r0Idn9I7mR— きくちゆうき (@yuukikikuchi) March 20, 2020
100日目の最終話ではネズミなどの友達と花見の約束をしている。
満開の桜が描かれていて友達はすでに集まっている様子だがワニくんはなかなか表れない。
はっきりと描写は描かれていないが待ち合わせの花見会場へ向かっている最中にひよこを助けようとして車に轢かれたのではないかと思われる。
3日目でもひよこを車から助ける様子が描かれているが、100日目は上手く助けられなかったようだ。
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100日後に死ぬワニは実話だった!?
100日後に死ぬワニは作者の「きくちゆうき」さんに関する実話だったとの噂だ。
ネズミくんがきくちさんで死んでしまったワニくんは友人であるとのこと。
これはきくちさんのプロフィールから推測出来ることだ。
0歳…1986年に生み落とされる。
4歳…幼稚園では「つばめ組」に属していました。ティッシュの空箱と輪ゴムを使いギターみたいな物を作ったら壇上に立たされて褒められた。もしかしたらその時から物を作るのが好きだったのかもしれない。
友達と遊ぶ時はドラゴンボールごっこをして遊ぶ。仲の良い友達が悟空役。悟空にはなれなかったちくしょう。中略
20歳、悟空であり、一緒にプリクラ撮りに行ったりした友達が事故に遭い亡くなる。
めちゃくちゃ泣く。
数ヶ月落ち込む。
ある時、何か出来ないかと思い、絵をまた描き始めた。
「20歳の時に友達が事故に遭い亡くなる」とある。
この友人をワニくんに見立てた4コマ漫画を描いたのではないかと思われる。
また最終話が描かれている3月20日は亡くなられた友人の命日だったのではないかとも言われている。
命日に最終話が来るように連載を開始しているとすると本当に感動できる話だ。
職業柄友人を追悼するにはぴったりの方法を選んだと思う。
100日後に死ぬワニの100日後以降が批判されている!?
100日後に死ぬワニがとても話題となり、有名人もTwitterで投稿するような状況となっていた。
きくちゆうきさんのTwitterのフォロワー数が200万人を超えてかなりの人が最終話を注目してワニくんの最期を看取った。
ワニくんの最期に多くの人が感動し「ワニくんロス」が生じた・・・はずだったのだが、100日後以降が批判を浴びているようだ。
その理由は最終話で完結したと同時に「いきものがかり」とのコラボムービーが公開されてさらにはグッズの販売や映画化、ポップアップストアのオープンなどお金の匂いがぷんぷんしたからだ。
「ワニくんの最期」が注目されて感動する100日目になるはずだったのに仕組まれていた収益化に批判が殺到した形だ。
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100日後に死ぬワニに対する批判の声
100日後に死ぬワニのそれ以降に対する世間の批判の声をまとめてみた。
- せめてワニの死を悲しむ時間をくれよ。お爺ちゃん死んだ途端遺産分配の話をしているようなもんじゃん
- ワニくんの件は100日間もの間Twitter民が真剣に生きる事について考えていた重みもあって、総評する余韻も無く公式から「追悼ショップwww」「映画化www」 というノリで来られて炎上というより完全に呆れられてるんだよな…
- 死ぬワニだが、やはり問題点はさも個人だけで作ってますを売りにしていたところ。2020年1月のインタビューでもやりたいことをただ発信しただけと語られている。対価はあって然るべきだが、最初から電通案件なのを隠してファンを裏切っちゃだめだよ。
- お願いだから今は静かに喪に服させてガタァ( ; ; )
- ワニの件 電通案件とか言われているけどようはタイミングの問題で50話あたりからグッズやスタンプの販売を始めていればいまごろ自然に受け入れられていまがピークになっていたんじゃない?評判良い作品だったのにすごくもったいない気がします
- ワニが死んだ直後にすぐに商売に走る人間の浅ましい連中。 すぐに書籍、映画化する為のやらせのビジネスワニだっただけの話だ。
- 商業展開を49日後に発表してほしかった。ちゃんと喪に服してからすればここ迄炎上しなかった。電通はやはり命を甘く見てる。
ワニくんの最期を悲しむ時間が欲しかったという声がとても多く見られた。
100日目から時間を置くか事前にグッズの販売等を行っていればここまで批判がなく炎上することもなかったのだろう。
今回はタイミングが悪かったのだと思って次回に活かして欲しい。
100日後に死ぬワニの批判まとめ
多くの人から注目を浴びたきくちさんの作品だったが商業展開のやり方に批判が殺到した。
漫画家でイラストレーターという職業柄、利益を得ることは何も悪いことではないし至極真っ当なことだ。
むしろ今まで無料で作品を見て感動を得られていたことを考えると感謝すべきことである。
ただワニくんの最期を利用した「金儲け」と悪く捉えられてしまったのがよくなかったのであろう。
作者のきくちゆうきさんはいきものがかりの水野さんと共に炎上を避けるべく真意を話して最小限に炎上を食い止めたのは感心するばかりだ。
水野ときくちさん https://t.co/t8vzR65PxA
— 水野良樹( いきものがかり / HIROBA )official (@mizunoyoshiki) March 21, 2020
かなりの批判が出て炎上したとはいえ日本中が感動をもらったことは確かだ。
そして「生きる」ということを改めて考えるきっかけをもらったと思う。
このことには感謝して新型コロナウイルスのこともあり、自分の人生の在り方や働き方などを今一度考えてみるのも良いだろう。
それにしても満開の桜の描写はとても綺麗だった。
今年の花見は果たしてどうなるのだろうか。
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