日本相撲協会に所属する力士、西三段目82枚目の勝武士幹士(しょうぶしかんじ)さんがコロナウイルス性肺炎による多臓器不全で亡くなった。
日頃から運動して体力もあり、更に28歳という若さながら新型コロナウイルスの影響を受け亡くなったことはかなりの衝撃だ。
持病に糖尿病があったそうだがいつ発症したのか気になったので調べてみた。
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勝武士(力士)がコロナで死去
https://twitter.com/ikemugendai/status/1260432595281739777
高田川部屋に所属する力士、勝武士さんが28歳の若さでこの世を去ることになった。
コロナウイルス性肺炎による多臓器不全が原因だ。
かなり若くして亡くなった勝武士さんのプロフィールをみてみよう。
四股名:勝武士幹士
本名:末武清孝
年齢:28歳
出身地:山梨県
所属部屋:高田川部屋
初土俵:平成19年3月
身長:166cm
体重:111kg
勝武士さんは28歳とまだ若く力士としても人としてもこれからが期待される人だっただけに非常に残念だ。
新型コロナウイルスによる20代および日本プロスポーツ選手の死者は初めてとのことだ。
新型コロナウイルス感染で日本のプロスポーツ選手が死亡するのは初めて。厚生労働省によると、国内で20歳代の死亡者はこれまで同省に報告されていないとしている。
引用:https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20200513-OYT1T50178/
また体調不良がありながらも、受け入れ先の病院が見つからずに入院までに数日時間がかかったそうだ。
初期段階での治療が十分に行われていたら回復していたかもしれないと思うと残念で仕方がない。
相撲協会によると、末武さんは4月4日ごろに発熱症状がみられたが、受け入れ先の医療機関が見つからず、同8日に都内の病院に入院。症状が悪化し、PCR検査で10日に陽性が確認された。その後も入院して治療を受けていた。
引用:https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20200513-OYT1T50178/
勝武士さんが所属していた高田川部屋では高田川親方も新型コロナウイルスに感染していて話題となったが、現在は退院している。
高田川部屋内での感染の可能性は大いにあるだろう。
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持病の糖尿病はいつから?
勝武士さんには基礎疾患である「糖尿病」の持病があったそうだ。
勝武士さんはいつからいつから糖尿病を患っていたのだろうか?
取組前に異変が起こり、不戦敗をした過去があるようだ。
西54枚目の勝武士(24=高田川)は土俵下の控えで全身が紅潮して手が震え、取組直前で異例の不戦敗。審判で異変に気づいた峰崎親方(元前頭三杉磯)から「相撲は取れるか」と聞かれると「できれば、このまま帰りたいです…」と訴えた。
引用:https://www.nikkansports.com/battle/column/sumo/news/1592938.html
なぜそのような事態が起こってしまったのか?
その原因が持病である糖尿病だった。
原因は2年前に患った糖尿病による低血糖障害だった。当日は取組前に「エナジードリンクとチョコ」を摂取したが、薬は飲んでいなかった。定期通院しておらず、自己管理不足がたたった。
引用:https://www.nikkansports.com/battle/column/sumo/news/1592938.html
糖尿病を患いながらも薬を飲まず、食習慣の改善も行っていなかったようだ。
糖尿病が死に直結したかは分からないが、改めて病気の怖さや生活習慣の大切さを思い知らされることになった。
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初切でも人気の力士だった
相撲には初切(しょっきり)と呼ばれる禁じ手を笑い交えて紹介する見世物がある。
相手に水をかける、相手を蹴る、ラリアットをするなどの禁じ手や2人息の揃ったコントのような取り組みを見せることで観客を楽しませるもの。
勝武士さんは初切でも人気の力士だった。
勝武士さんの面白い初切が見られなくなり残念に思うファンも多いはずだ。
何より土俵で戦う勝武士さんをもう2度と見られなくなったしまった。
勝武士コロナ死去まとめ
勝武士さんはコロナウイルス性肺炎による多臓器不全で亡くなった。
28歳という若さで20代、日本のプロスポーツ選手として初めて新型コロナウイルスによる影響で亡くなってしまった。
糖尿病を患っており、その持病を持っていたことが新型コロナウイルスの影響を強く受けてしまったと考えられる。
初切でも人気の力士だった。
最後までご覧いただきありがとうございました!
心よりご冥福をお祈りいたします。