バスケットボールの最高峰NBAで日本人初となるドラフト1巡目の指名を受けてワシントンウィザーズに入団した八村塁選手。
今までも日本人では数多くの選手がNBAにチャレンジしてきたが、ドラフト1巡目で選ばれたのは初めてでチームのスターターを任されるのも初である。
そんな八村塁選手の凄さについて迫ってみたい。
八村塁のプロフィール
出典:Twitter @rui_8mura
名前 | 八村 塁(はちむら るい) |
愛称 | るい はっち |
生年月日 | 1998年 2月8日 22歳(2020年3月現在) |
出身地 | 富山県富山市 |
身長/体重 | 203cm/104kg |
背番号 | 8番 |
ベナン人の父と日本人の母の間に生まれたハーフ。
幼少期は陸上と野球をしていたようで、陸上では100メートルの全国大会に出場、野球では八村選手の送球を誰も取れないという身体能力高いあるあるがあったようだ。
中学生からバスケットボールを始め、富山県の奥田中学校では全中準優勝も経験している。
高校は宮城の名門明成高校に進学し、ウィンターカップ3連覇の主軸として活躍するなど日本では飛び抜けた実力を持った選手だった。
大学はアメリカに渡りゴンザガ大学に進学。1年生時はあまり出番がなかったが進級するにつれて試合出場の機会が増えて得点やリバウンドなどのスタッツも軒並み伸びてチームの中心選手となった。
4年生になる前にNBAのドラフトにエントリーし1巡目9位でワシントンウィザーズに入団が決定した。
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八村塁がNBAで活躍出来るの理由は?
コロナウイルスの影響でリーグが一時中断となっているNBA。八村選手は怪我の影響で欠場した試合もあったが多くの試合で活躍しチームのスターターを任されている。
ルーキーイヤーの今シーズン41試合に出場しスターターの数はなんと41試合。
チームが若手中心のチームであることもあるが全試合スターターとは評価されている証拠だろう。
平均出場時間29.7分で13.4得点、6.0リバウンド、1.7アシストという成績だ。
NBAは特別ルールで12分×4Qの48分の試合時間となっている中で約30分のプレータイムをもらっているのは正直すごい。
メンフィスグリズリーズと2WAYしている渡邊雄太選手はNBAの試合に出られたとしても数分のプレータイムしか与えられない。ベンチ入りしても出場機会があまり無いのが現状だ。
八村選手の凄さは一体なんだろうか?
- それは4番ポジションのPF(パワーフォワード)として体の強さがある
- ミドルシュートが得意
- バスケットを楽しんでいて伸び代が多い
ここではないだろうか。
https://www.youtube.com/watch?v=oqtGfuJk-0A
27得点を挙げている八村選手だが、最初はエースのブラッドリービールがフェイスガードで守られていてチームとしても流れを掴めていないが、試合の中で対応していっているのがよく分かる。
持ち前の身体能力やスキルを活かしながらも試合を通じて様々な経験をしているのが八村選手の強みではないだろうか。
八村塁のスーパープレイ集
八村選手のプレイを見ていけば自ずと凄さが分かってくるはずだ。
スーパープレイをご覧いただこう。
明成高校時代のずば抜けたプレイ
https://www.youtube.com/watch?v=0wMtCnbKmSA
NBAのスーパースター レイカーズのレブロンジェームズ、アンソニーデイビスとのマッチアップ
https://www.youtube.com/watch?v=rRJEkPu0ags
サイズやポジションがゆえのマッチアップだ。
このポジションにはスターが多いこともあるだろう。
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昨年のMVPヤニスアデトクンポとのマッチアップ
各チームのエースでオールスターにも出場するような選手とマッチアップする機会が多く非常に貴重な経験を積んでいる。
カンファレンスで上位に入れるようなチームの控えで活躍するのも1つの経験だろうが、試合を通じて成長出来る八村選手にとってはこのような経験は非常に大きい。
八村塁の凄さまとめ
日本人初のNBAドラフト1巡目指名を獲得
毎日のようにNBAのトップレベルの選手とマッチアップをして自分のプレーを磨いている
日本人離れした身体能力と卓越したスキルを持ち合わせている
バスケットを心から楽しんでいる
いかがだっただろうか。
ハーフで純日本人ではないという人も多くいるかもしれないがそんなことは関係ない。
日本で生まれ育ち日本人として日本国民に日本の子供達に夢と感動を与えてくれる選手だ。
NBAという過酷で刺激的な環境でどんどん成長していくだろう。
まず怪我をせずにシーズンを送れることが大切になってくる。
八村選手に続く選手が日本からどんどん出てきて日本のバスケット界が更に盛り上がって欲しいと切に願う。
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