全国で一部地域を除き、公立の小中高校でコロナウイルスの影響による一斉臨時休校がスタートした。
実質2〜3週間ほど早く春休みがスタートしたということで、授業日数も少なく学習ペースも落ちるであろう。
学校側としても自宅学習のためのプリントを用意しているだろうが、それが早く終わってしまったりなかなかプリントに取り組まない子もいるはず。
児童クラブが開放されている地域であれば、そこに預けるのも１つだろう。
ただ、この長い春休みを有意義に過ごして欲しいというのが保護者である親の思いだ。
長い春休みを子どもたちに有意義に過ごすために、企業や塾などがネット上で学べてしかも無料の教材を提供しているので、ご紹介したい。
科学技術の面白デジタルコンテンツ 科学技術広報研究会
科学技術広報研究会（JACST）が子ども向けに科学の動画を集めたサイトを開設した。
JACSTとは・・・研究機関や大学などの広報担当者が、所属する組織の枠をこえて、広報活動における問題意識・問題点を共有し、それらを通してお互いに助け合い、共に 成長していくことを目指したネットワークです。
JACST
サッと見られる1〜2分ほどの動画からゲーム要素も含まれたコンテンツもあり、科学に触れる貴重な機会になるだろう。
科学者になりたいと将来を夢見る子も出てくると思う。
科学技術広報研究会 臨時休校対応特別企画
https://sites.google.com/view/jacst-for-kids/home
スプリンギン フェス springin’（スプリンギン）
出典：springin’
スプリンギンでは自宅でプログラミングを学ぶことが出来る「スプリンギンフェスシーズン１」が開催される。
週替わりのテーマを設定したコンテストが行われるほかライブ動画配信を活用し、プログラミング講座の配信が無料で行われる。
第1週（3月2日〜3月8日）のテーマは理科となっている。
第2週以降のテーマはスプリンギンのnoteやSNSで発表される。
プログラミングが無料で学べるのはとても良いことだ。
これからプログラミングの授業も必修になってくるだろうし、先行出来るのはメリットだ。
スプリンギン ホームページ
https://www.springin.org/jp/
Qubena Wiz Lite（キュビナ ウィズ ライト） Qubena
出典：Qubena
株式会社COMPASSではAIを使い1人ひとりの習熟度に合わせた問題を出題する「Qubena」と小学校算数、中学校数学の全単元を収録した「Qubena WiZ Lite」を無償提供することに決定した。
iPad AirやiPadmini、アンドロイド端末のNexus９などの対応を端末を所持し専用のアプリをダウンロードすれば活用出来る。
普段は有償で提供している学習教材を無料で使用出来るため、効果が得られるだろう。
それぞれの学習度に合わせて問題を選んでくれるというのもおすすめのポイントだ。
AI型学習教材 Qubena ホームページ
https://qubena.com/
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家庭学習応援サイト 学研
学研が小学生から高校生までを対象とした様々な学習サービスを無料で公開している。
現在小学生、中学生までの学習範囲を分かりやすく予習、復習出来る授業動画や要点解説ムービーやドリルが用意されているコースが公開中だ。
高校生向けの学習コースは3/5（木）公開予定となっている。
細かく単元が分かれていて知りたい情報を見つけやすいのがこのサービスの良い点だ。
また今春中学生に進学する小学校6年生も中学校の授業を先に予習しておくことも出来るので、非常におすすめ！
学研 家庭学習応援サイト
https://www.gakken.co.jp/homestudy-support/
カタリバオンライン NPO法人カタリバ
NPO法人のカタリバが新サービス「カタリバオンライン」を3月4日からスタートする。
カタリバオンラインとは大人と子どもみんなが集まるオンラインの広場。webでやりとりできるシステム「zoom」を使用してプログラムを行う。
子どもたち向けだけではなく、保護者向けの心のケアや相談プログラムも用意するとのこと。
今のこの状況で相談出来る人が近くにいないと不安に思う人も多いはず。
そんな人にはとても心強い！！
子どもたちは朝と夕方にはオンライン上で顔を合わせてあとは自由に遊ぶことも出来るし、そのままオンライン上で会話をしたりしても良いそうだ。
また子どもたちにプログラムを行う「師匠」や保護者のお悩み相談役も募集しているとのこと。
カタリバオンライン
https://katariba.online/
その他にもたくさん
子どもたちの学習に嬉しいプログラムが沢山ある。
また保護者の悩みも聞いてくれるサービスもあるとは心強いね。
大変なことはあるだろうが、大変なことばかりではなく、日本中で力になってくれるところが沢山あるということをよく知って欲しい。
マイナス面ばかりではないからね。
よかったら私が書いた他の記事にも目を通していただけると嬉しい。
バスケットのことを書いたが、体幹トレーニングなどは他のスポーツにも活用出来るだろう。
その他にも沢山無料のオンライン学習サービスがあるので、経済産業省のホームページに目を通してみると求めているサービスが見つかるかもしれない。
この臨時休校中を上手く活用するためにも企業や塾のサービスをありがたく使わせてもらってはいかがだろうか。
最後までご覧いただきありがとうございました！
