2020年3月1日に東京マラソンが行われた。
日本人トップは大迫傑選手(ナイキ)の2時間5分29秒で自身の持つ日本記録を更新し、2度目の報奨金1億円を獲得した!
同じく設楽悠太(ホンダ)は16位、井上大仁(MHPS)は26位で東京オリンピックの代表から脱落となった。
今回の東京マラソンでも一時話題を集めたナイキのシューズが多く着用されたということで調べてみた。
厚底シューズが9割越え!
海外勢を含む上位30人中28人がナイキの厚底シューズを着用していたとのこと。
また世界陸上連盟の基準に適した靴底3.95センチの新製品「エアズームアルファフライネクスト%」は大迫を含め、30人中9人が着用していたそう。
驚異の93%を叩き出している。
日本人10人が2時間7分を切るタイムで走ったレースとなったが全員が厚底シューズで走っていたとか。
上位30人のうち2名はアシックスとアディダスのシューズだったそうだ。
ここまでナイキの今の技術が飛び抜けている。
この厚底シューズとはどんなものか見てみたい。
ナイキの厚底シューズとは
世界陸上連盟は1月31日に靴底の厚さを4cm以内とする新しい規定を発表した。
そこでナイキは2月5日に厚さ3.95cmの新モデルを発表した。
新しい規定が発表されてから1週間も経たずに新モデルの発表が出来るとは恐ろしい早さだと思う。事前情報があったのか気になるところだが、それにしても開発スピードが早すぎる。
出典:nike.jp
その新モデルこそが「エア ズーム アルファフライ ネクスト%」
価格は税込3万3000円。
3月1日に先行発売となっている。2月27日までにナイキのアプリ「ナイキランニングクラブ」からエントリーして2018年2月27日から2020年2月27日の2年間の間に男性は2時間50分切り、女性は3時間40分切りを達成したランナーで先着順だ。
印象としては前作の「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」よりも落ち着いた色味でもし自分で履くのであればこちらの方が好みに合う。
スポンサーリンク
議論が出ていたカーボンファイバープレートは前作より改良されたものが1枚入っているそうで、アッパーには超軽量のアトムニットが採用され、クッション性やエネルギーリターン率が向上しているようだ。
非公式の記録ながら、アルファフライ ネクスト%の試作品を履いた「エリウド・キプチョゲ」はオーストリアのウィーンの大会で1時間59分40秒のタイムで2時間切りを達成した。
記録の更新には選手の技術もさることながらシューズの革命が重要になってきそうだ。
ナイキ厚底シューズブームを受けて
ナイキの厚底シューズがとてもブームになっている。一般のランナーの方でも履いて走っている方は多いよう。
クッション性が高くなれば足を保護して負担も少なくなり怪我も減るのが1番良いポイントではないだろうか。
もちろん1秒でも速いタイムを目指している方にもレース中の疲労が減れば途中で減速することが少なくなり良いことづくめだ。
この状況を他のメーカーも黙っているはずがない。
市場を独占されないためにはナイキに追いつけ追い越せで商品開発を行うだろう。
各メーカーで競い合いランナーにとってより良いシューズを開発していってもらいたい。
暖かくなるのを機にランニングを始めようかと思っている。
最近食べすぎて増量しているので(笑)
どのシューズを選ぼうか。今のところナイキがリードしている。
最後までご覧いただきありがとうございました!